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脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射は、気になる部分に専用の薬剤を注射することによって、脂肪を体外に排出するダイエット治療です。二重あご、頬などのフェイスライン、だんご鼻などの脂肪の他、セルライトを取り除く治療でも使用されます。お腹・二の腕・太ももなどにも施術は可能ですが顔に比べて範囲が広く注入量も多くなるので、医師に相談のもと施術を行うと良いでしょう。脂肪細胞の数を減らすためリバウンドしにくいといわれています。

目次

こんなお悩みに

  • 頬や輪郭の脂肪やたるみが気になる
  • だんご鼻や鼻先が大きい
  • 二重あごを治療したい
  • 二の腕、お腹、お尻などを部分痩せしたい
  • 運動や食事制限のないダイエットがしたい
  • 注射で部分痩せしたい

施術の特徴について

私たちの体内には細胞内に中性脂肪を蓄えた「脂肪細胞」というものがあります。この脂肪細胞は、20歳頃までは増加しますが、実はそれ以降は数に変化はほぼなく、一つ一つの細胞が大きくなったり小さくなることで「太る」「痩せる」といった体形の変化が生じます。脂肪溶解注射は、注射によって、気になる部位の脂肪細胞を溶かし、尿や汗として体外へ排出するダイエット治療のため、脂肪細胞そのものを減らすことができます。成人後は脂肪細胞の数がほぼ増えないため、一度ダイエット効果を感じられればリバウンドする可能性が低いといわれています。

脂肪溶解注射は、一度で効果を実感できることもありますが、よりしっかりとダイエット効果を得たい際には3回~5回程度の治療がおすすめです。脂肪溶解注射の成分には、使用する薬剤によって多少異なりますが、大豆種子由来のデオキシコール酸などの植物から抽出した成分を主成分とし、脂肪を燃焼させるカルニチンなどが配合されています。脂肪分解作用・肌の引き締め作用・リンパ循環作用、この3つの作用により、気になる部分の脂肪を減らします。注射後は3日程度で次第に効果を実感できることが多いです。

施術の特徴について

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フェイスライン、顔

フェイスラインや顎の脂肪に注射を行い、脂肪やたるみを治療することによって小顔効果が期待できます。その他、頬骨付近や上まぶた付近に注射することも可能です。

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  • ①頬上
  • ②頬下
  • ③ほうれい線
  • ④あご
  • ⑤フェイスライン
  • ⑥首
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小鼻が横に張り出した「だんご鼻」といわれる状態や、鼻先が全体的に大きく厚ぼったい状態、さらに鼻筋や鼻根部が脂肪によって太く見える際などに脂肪溶解注射が使用されます。なお、脂肪ではなく骨格や軟骨が原因で太く見える場合には向いていません。

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  • ①小鼻(鼻翼部)
  • ②鼻先
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ボディ

二の腕、副乳、お腹、脇腹、太もも、お尻、膝上など部分痩せしたい・脂肪が気になる部位に注射可能です。またお尻や太もものセルライト除去にも効果が期待できます。
※脂肪溶解注射の中でも、顔用と体用では使用する薬剤(成分)が異なるため、顔と違って多少腫れがひどくなります。

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  • ①二の腕
  • ②上腹部
  • ③腹部
  • ④脇腹
  • ⑤お尻
  • ⑥太もも
  • ⑦膝上

施術の特徴まとめ

  • 脂肪細胞そのものを除去するためリバウンドが少ない
  • 注射によるダイエット治療のためダウンタイムが短い
  • 顔、鼻、ボディなど様々な部分痩せに対応

施術の詳細

  • 施術時間15分程度
  • 施術回数1~5回
  • 施術間隔1~2週間に一度
  • 価格1回 3,000~60,000円
  • 麻酔

    不要
    (希望によっては使用するクリニックもあります)

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    注入量によりますが、注射直後は薬剤が入った分量分腫れた状態になります。
    注射約3時間後には赤みや腫れが減っていきます。
    施術後3日程度で次第に効果を実感できるようになることが多いです。

    〇想定される副作用・リスク

    腫れ赤み内出血蕁麻疹アレルギー感染痺れ倦怠感頭痛筋肉痛痒みむくみ発熱冷や汗胸痛アナフィラキシーショックなど
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    施術後に注射をした部位をマッサージするとより効果的です。
    脂肪溶解注射は複数回行うとより効果的です。

※その人の状態・機材によって回数・価格など変わります。
※以下のような方は施術を受けることができない可能性があります。詳細はクリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方
  • 糖尿病、心疾患、腎疾患、高血圧の方
  • 甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)の方
  • アレルギーのある方

施術の流れ

カウンセリング
痩せたい部位の状態をドクターが診察し、当該治療の適応かどうか、どの薬剤が適しているかを判断します。
契約・会計
カウンセリングで施術が決まったら、施術の前に契約と会計を行います。
※クリニックによっては、適正な診断のために洗顔をしてから診察を行うところもあります。
施術
カウンセリングで決めた薬剤・注入量を注射します。

よくあるQA

何回程度受けるのが良いのでしょうか?
使用する薬剤やクリニックの方針によって異なりますが、1週間から2週間に一度のペースで3回~5回程度の施術をおすすめすることが多いようです。
注射の痛みが心配です。
麻酔を使用することもあります。クリニックによって使用する麻酔の種類は異なるため、気になる場合はクリニックに確認することをおすすめします。
すぐに効果は出ますか?
脂肪溶解注射は少しずつ脂肪細胞を溶かして排出するため、個人差はありますが注射後3日程度経過してから次第に効果を実感し始めることが多いです。また患部のマッサージは、脂肪燃焼や血行促進などの効果が期待できるためおすすめです。
施術による副作用はありますか?
まれに脂肪層ではなく筋肉や神経部分に注射されることによってしこり、継続的な痛みなどが生じる他、想定される副作用としては腫れ・赤み・蕁麻疹、アレルギー、感染、痺れ、倦怠感、頭痛、筋肉痛、蕁麻疹、痒み、むくみ、発熱、咳、冷や汗、胸痛、アナフィラキシーショックなどがあります。
ダウンタイムはありますか?
注射直後に内出血や赤み、腫れが生じることがありますが、通常は数時間程度で改善します。また注射をした部位に筋肉痛のような違和感が生じることもありますが次第に改善します。