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ホワイトニング・クリーニングとは

ホワイトニング・クリーニングとは

歯磨きなどの日常のケアでは落としきれない、コーヒーや紅茶、タバコなどによる着色、汚れ、黄ばみには、クリニックで行っている専門的なホワイトニングやクリーニングといった施術が有効です。いずれも歯科専用の機器や薬剤を使用するため、普段のケアでは落ちない汚れが除去できる上に、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

目次

こんなお悩みに

  • 歯が黄ばんでいる
  • 歯が茶色になっている
  • 汚れが普段の歯磨きで落とせない

施術の特徴について

クリニックで行うホワイトニングやクリーニングは、日頃行う自宅での歯磨きなどのケアでは落としきれない、コーヒー、紅茶、ワイン、たばこなどによる汚れや着色を、歯科専用の機器や薬剤を使用することで除去する施術です。汚れと合わせ歯垢も除去できるため、歯がツルツルになる上に虫歯や歯周病の予防にもなります。

ホワイトニング
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歯科でしか使用できない過酸化水素水などの薬剤を使用し、歯の表面(エナメル層)やその内部に付着した着色や汚れを除去する施術です。多くの場合、歯の汚れをクリーニングした後に薬剤を塗布し、その後LEDなどのレーザーを照射して歯を漂白します。白さは段階別で10種類ほど用意されているため、希望にあわせた白さを選ぶことができます。1回の施術で薬剤の塗布とレーザーの照射を3回ほど繰り返すものと、レーザーを当てずに白くする最新の施術があります。またクリニックでのホワイトニングと合わせて、ホームホワイトニングを併用することで、白さを長期間維持することができます。ホームホワイトニングでは、オーダーメイドで製作した専用のマウスピースに薬剤を注入し、30分から1時間ほど装着してホワイトニングを行います。多くの場合、3週間~数か月ほどかけて施術を行います。

クリーニング

クリニック専用の機器や薬剤を使用して、歯の表面についた着色や汚れを除去する施術です。歯や歯肉を傷つけることなく、自宅では落としきれない着色や汚れを落とすことができます。また、たまった歯垢なども除去することができます。さらに、歯の表面に付着している虫歯や歯周病の原因となるネバネバした雑菌(バイオフィルム)を除去することもできるため、虫歯や歯周病の予防につながります。

施術の特徴まとめ

  • 自宅では落としきれない着色や汚れを除去できる
  • ホワイトニングは数回の施術で歯を白くできる
  • 虫歯や歯周病の予防にもなる

施術の詳細

  • 施術時間30分~1時間程度
  • 施術回数1~3回
  • 施術間隔1~3週間に一度
  • 価格 クリーニング 8,000~14,000円
    ホワイトニング 20,000~60,000円
  • 麻酔

    不要

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    施術後に一時的に赤みや痛み、腫れ、歯茎がしみるといったことがありますが、通常は数時間程度で落ち着きます。

    〇想定される副作用・リスク

    赤み痛み腫れ内出血白濁など
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    施術後24時間程度は、コーヒー、紅茶、日本茶、赤ワイン、ジュース、カレーなどの着色しやすい食べ物や飲み物は控えてください。
    施術部位に虫歯がある場合は、ホワイトニングやクリーニングを行う前に治療が必要なこともあります。
    もともとの歯の色によっては希望する白さにならないこともあります。

※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細はクリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方
  • エナメル質形成不全症・象牙質形成不全症の方
  • 入れ歯やブリッジ、インプラントを行っている方

施術の流れ

カウンセリング
医師が歯の状態を確認し施術を行っても問題ないか確認します。診察によって当該治療が適応か判断し、適正な治療を行うことが大切です。
施術
(ホワイトニングの場合)
歯の表面に薬剤を塗布します。歯の汚れや着色がある際にはクリーニングを事前に行うこともあります。その後、ホワイトニング専用の特殊な光線を照射します(薬剤によっては、照射しない場合もあります)。これによって歯の着色や汚れが少しずつ分解されていきます。薬剤の塗布と照射は3回程度繰り返して行います。
(クリーニングの場合)
歯科専用の専門的な器具や材料を使用してクリーニングを行います。
うがい
口の中の洗浄をして終了です。クリニックによっては、効果をより得やすくなったり、虫歯を予防する効果が期待できるためフッ素を塗布することもあります。

よくあるQA

痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
歯の表面に薬剤を塗布しレーザーを照射するホワイトニングでは、歯の面の温度が上がることで多少痛みが出る場合があります。レーザーを照射しないホワイトニングの場合はほぼ痛みを感じることがありませんが、歯質により痛みには個人差があります。
クリーニングは専用の機器や薬剤を使って施術を行いますが、歯の表面部分のみに触れるため、基本的に痛みはありません。ただし施術後、使用した薬剤などによっては一時的に歯に痛みが生じたり、しみる可能性があります。これらは通常は数時間程度で落ち着きます。
被せ物や入れ歯なども白くできますか?
詰め物や入れ歯などの充填物は、ホワイトニングやクリーニングでは白くすることができません。詰め物などとの色味の違いが気になる場合は、色味の合った充填物へ変更するための施術が必要になります。
白さはどのくらい持ちますか?
個人差がありますが、ホワイトニングは半年~1年程度、クリーニングは3~6か月程度です。ただし、もともとの歯の色味や色素沈着しやすい飲み物や食べ物の摂取頻度などによって異なります。
施術によるリスクはありますか?
可能性のあるリスクとしては、腫れや内出血などが挙げられます。事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
ダウンタイムはありますか?
施術後、使用した薬剤などによって一時的に歯の痛み・赤み・腫れが生じたりしみる状態になることがあります。これらは通常は数時間程度で落ち着きます。