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EMS・痩身マシンとは

EMS・痩身マシンとは

食事や運動によるダイエットだけではなかなか痩せにくい部位には、医療痩身マシンという選択肢があります。超音波やEMS、HIFU、ラジオ波、脂肪冷却、熱エネルギーなどを用いて、脂肪細胞を減少させたり体外に排出することによってダイエット効果が期待できる施術です。いずれもダウンタイムが短い点が特徴です。

目次

こんなお悩みに

  • 部分的に脂肪が気になるところがある
  • 痩せたいが脂肪吸引には少し抵抗がある

施術の特徴について

体重が増えてしまうのは、普段の生活で消費するカロリーよりも食事などで摂取するカロリーが多いことによって、使われなかった脂肪が体内に蓄積されることが原因です。運動や食事制限で体重を落とそうと努力をしても、下腹などの脂肪が蓄積されやすい部位については、なかなか理想のラインにならないこともあります。そのような際に有効なのが医療痩身マシンによる部分痩せです。超音波、高周波、EMSなどを用いた様々なマシンがあり、それぞれ原理や効果が多少異なります。

高周波による痩身マシン

高周波を照射することで脂肪細胞を溶解して体外に排出する痩身マシンです。脂肪細胞は45度以上で3分以上加熱をすると破壊されて死滅すると言われており、高周波による痩身マシンではこの原理を活用しています。死滅した脂肪細胞は2週間~1か月ほどかけて少しずつ尿や汗の形で体外に排出されていきます。広範囲の治療を得意としており、1つの部位において6~12回程度行うと効果を実感できることが多いです。

ダイオードレーザーによる痩身マシン

特定の波長(1060nm)を持つダイオードレーザーは、脂肪層でのみ熱を発生させることができるため、皮膚の表面や内部では熱を発生させずに脂肪細胞のみを破壊することができます。破壊された脂肪細胞は尿などの形で少しずつ体外に排出されるため、照射後1か月~2か月程度経過した頃に効果を実感できることが多いです。3~5回程度行うと効果を実感できることが多いです。

超音波やHIFUによる痩身マシン

超音波やHIFU(高密度焦点式超音波)を脂肪細胞膜の周波数にあわせることで、ターゲットとなる脂肪細胞のみを破壊するマシンです。破壊された脂肪細胞は血管やリンパを経由して汗や尿となり、数日後には対外に排出されます。脂肪細胞自体を体外に排出するため、リバウンドが少ないといわれています。1回でも効果は期待できますが、1~2週間に1回程度の間隔で3回程度行うと、よりしっかりと効果を実感できることが多いです。

EMSによる痩身マシン

低周波・中周波・高周波など複数の周波数をランダムに体内に流すことで、深部にある筋肉(インナーマッスル)を効率的に動かして筋収縮を促進し、代謝を上げながら脂肪を燃焼する痩身マシンです。筋力アップ効果も期待できます。10~20回程度行うと効果を実感できることが多いです。

HIFEM(ハイフェム)による痩身マシン

MRIで使用される電磁波を活用した新しい発想の痩身マシンで、皮膚の深部にある筋肉の収縮によって、脂肪燃焼とあわせて深部の筋肉を鍛えることができます。筋収縮作用によって、脂肪量を減少させると同時に筋力アップによるダイエット効果も期待できます。1週間に一度の間隔で4回程度行うとより効果を実感できることが多いです。

衝撃波による痩身マシン

腎臓尿路結石の治療などに使われる体外衝撃波を応用した痩身マシンです。低出力の体外衝撃波を照射することで脂肪細胞を分解します。血管やリンパを刺激する効果もあるため、分解された脂肪細胞の排出を促進する働きも期待できます。1週間に一度の間隔で4~8回程度行うと効果を実感できることが多いです。

施術の特徴まとめ

  • 脂肪細胞そのものを除去するためリバウンドが少ない
  • 様々なマシンから自分に合ったものを選択できる
  • メスを使用せずにダイエットができる
  • 施術後のダウンタイムが短い

施術の詳細

  • 施術時間15~60分(マシンにより異なる)
  • 施術回数1~20回(マシンや部位により異なる)
  • 施術間隔1~4週間に一度(マシンにより異なる)
  • 価格1回 15,000円~150,000円
    (マシンにより異なる)
  • 麻酔

    不要

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    マシンによっては、施術部位に赤みや筋肉痛に似た痛みが生じることがありますが、1週間程度で次第に落ち着きます。

    〇想定される副作用・リスク

    腫れ赤みかゆみほてりむくみ色素沈着内出血筋肉痛水膨れなど
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    マシンによっては施術後に多少赤みやかゆみが生じることもありますが、1週間程度で次第に落ち着きます。
    高周波やレーザーによるマシンの場合は、施術後にまれに内出血や水膨れが生じることがありますが、2週間ほどで次第に落ち着きます。
    EMSやHIFEM、衝撃波によるマシンの場合は、施術後に筋肉痛に似た痛みが1週間ほど続くことがあります。

※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細は美容クリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方
  • 重篤な疾患や感染症がある方
  • アレルギー体質の方
  • 強い日焼けがある方
  • 施術部位に金の糸など金属、シリコンを挿入されている方
  • ペースメーカーや金属インプラントなどを挿入されている方

施術の流れ

カウンセリング
気になる部位について医師が診察し、悩みに適した治療方法を決めます。診察によって当該治療が適応か判断し、適正な治療を行うことが大切です。
準備
施術部位にマシンをセットします。照射のみのマシンの場合は特に準備は必要ありません。マシンによっては施術部位にマーキングを行います。
施術
施術を行います。施術後、マシンによっては皮膚の内部に多少の違和感が生じることもあります。
アフターケア
特に冷却などは必要ありません。

よくあるQA

痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
脂肪を燃焼させるタイプの高周波マシン、レーザーマシンは多少温かさを感じる程度で、痛みは少ないです、超音波によるマシンも痛みは少なく我慢できる程度です。EMSやHIFEM、衝撃波によるマシンは照射中に筋肉がモゾモゾするような多少の違和感が出ることもありますが、強い痛みではありません。
何回程度受けるのが良いのでしょうか?
複数回の施術を行うことで脂肪細胞をよりしっかりと分解・破壊することができるため、マシンによって異なりますが3~20回程度の施術を行うことが多いです。
どこの部位でも施術できますか?
二の腕、お腹、背中、腰、お尻、太ももなどの他、頬やあご下などの顔でも施術可能なものがありますが、マシンによっては部位が限られているものもあります。
施術による副作用はありますか?
個人差はありますが、マシンによってはまれに施術後に内出血や水膨れが生じることがあります。ダウンタイムや副作用は事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
ダウンタイムはありますか?
マシンによっては施術後に多少赤みやほてりなどが生じることもありますが、数日程度で次第に落ち着きます。高周波やレーザーによるマシンの場合は、まれに施術後にむくみ、色素沈着、水膨れが一時的に生じることがありますが、2週間ほどで落ち着きます。またEMSやHIFEM、衝撃波によるマシンの場合は施術後に筋肉痛に似た痛みが1週間ほど続くことがあります。