目尻切開とは
目尻切開は、目尻の皮膚を切開・縫合することで、切れ長の大きな目にするための手術です。目元の印象を変えたい方や、目を大きく見せたい方に適した手術です。
目次
こんなお悩みに
- 目を大きくしたい
- 切れ長の目元にしたい
- タレ目でかわいい印象にしたい
施術の特徴について
目尻切開は、目尻の皮膚を切開・縫合することで目を横方向に長くして目を大きくする手術です。また、左右の目の幅を調整することで、目元のバランスを黄金比(右目の横幅:両目の間隔:左目の横幅=1:1:1)に近づけることが可能です。
施術方法
目尻切開の主な術式は2通りあり、目元の状態やなりたい目に合わせて選ぶことが可能です。
①単純切開法
目尻の皮膚と粘膜を横方向に切開し、縫合することで目尻を外側に広げて目を大きくする術式です。
②W法
目尻の皮膚をW字型に切開し余分な皮膚を切除し縫合します。目尻ラインの横幅と縦幅を調整することができるため、希望に沿った仕上がりにしやすいです。
施術の特徴まとめ
- 目尻ラインの調整で、目元の印象の変化が期待できる
- 目の大きさの左右差の改善が期待できる
- 目の状態や仕上がりの希望によって術式が選べる
- 目元のバランス改善が期待できる
施術の詳細
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施術時間
30〜60分(手術の内容による)
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施術回数
基本的に1回(両目同時の場合)
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施術間隔
基本的に1回で終了(両目同時の場合)
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価格
170,000〜300,000円
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麻酔
必要
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ダウンタイムや副作用
個人差がありますが、腫れや傷跡は、約3~4週間程度で落ち着きます。
〇想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症むくみ痛み内出血血腫感染症傷跡色素沈着左右差など -
留意点
・アイメイク、洗顔は抜糸をした2日後から可能です。最初は傷口に負担の少ない軽いメイクから始めてください。
・シャワーは手術当日から可能です。患部をこすったり濡らしたりしないようにご注意ください。
・入浴は翌日から可能です。
・サウナや激しい運動、ホットヨガ、飲酒は、1週間程度控えてください。
・お顔への強いマッサージは1か月程度控えてください。
・まつ毛へのエクステ、まつ毛パーマなどは1か月程度控えてください。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。
- 妊娠中あるいは授乳中の方
- まぶたに傷や炎症、湿疹のある方
- 重篤な疾患や感染症がある方
施術の流れ
- カウンセリング
- 医師によるカウンセリングで、気になる部位や症状を相談し、治療方法を決めていきます。
当該治療が適応かどうか、ダウンタイム等についてもしっかり聞くことが大切です。 - 手術
- 切開部位に注射で局所麻酔を行い、麻酔が効いたところで手術を行います。笑気ガス麻酔や静脈麻酔を併用する美容クリニックもあります。
- 抜糸
- 手術の5〜7日後に抜糸を行います。腫れや内出血がひいて落着くまで個人差はありますが約3か月程度時間がかかります。
よくあるQA
- 傷跡は残りますか?
- 皮膚表面を切開した場合、個人差はありますが手術後3〜4週間は傷跡が残ります。その後徐々に落ち着き、最終的に傷跡はわかりにくくなります。その間はメイクやコンシーラーなどで隠すことが可能です。
- 元の目の形に戻すことはできますか?
- 切開するので、元に戻すことは基本的にできないと思ってください。事前のカウンセリングでしっかりと希望を伝えるようにしましょう。腫れや傷跡には個人差があるので、事前にダウンタイムについて確認してから手術を受けるようにしてください。