HOT PEPPER Beauty

医療脱毛レーザーとは

医療脱毛レーザーとは

医療脱毛レーザーには波長によって複数の種類があり、毛の状態や部位に合わせてマシンを選び照射を行うことが可能です。部位や使用するマシンによって異なりますが、女性の場合は5~8回程度、男性の場合は6~10回程度で毛が少なくなることが実感できます。痛みが不安な場合は麻酔を使用することができる美容クリニックがほとんどです。

目次

こんなお悩みに

  • ムダ毛をなくしたい
  • 脱毛したものの毛がまだ残っている

施術の特徴について

医療脱毛レーザーは、医師が事前に診察を行い、一人ひとりの肌の状態に合わせたマシン設定によってレーザーを照射する脱毛方法です。レーザーには複数のタイプがあり、照射部位や毛の濃さなどによって適したマシンが異なります。

アレキサンドライトレーザー

紹介する4つの中で最も波長が短いレーザーで、日本での導入実績が多いマシンです。高出力のレーザーを照射するため特に太くて濃い毛において脱毛効果が得られやすく、逆に産毛や細かい毛は反応しにくいという特徴があります。冷却ガスを使用して照射をするため照射前にジェルなどを塗布する必要がありません。メラニンへよく反応するレーザーのため、肌の色が濃い場合は照射を行えないことがあります。照射によってハリ・ツヤ感アップなどの美肌効果も少なからず期待できます。

ヤグレーザー

紹介する4つの中で最も波長が長く、皮膚の奥深くまで光を届けることができます。わきやVIO、男性のヒゲなど濃くて太い毛の脱毛に適している他、ある程度までの色味であれば日焼けをしている肌でも照射することができます。(照射できる色味には限界があるため気になる際には美容クリニックに確認することをおすすめします)

ワンショット式ダイオードレーザー

上の2つと同様にメラニンに反応する波長で、濃い毛にも、薄い毛にも幅広く反応するレーザーです。照射時の痛みが少なく、また背中や太ももなどの広範囲の部位にも一気に照射しやすい照射ヘッドのため、全身脱毛を行っている美容クリニックで導入されていることが多いレーザーです。美白効果は期待できません。

蓄熱式ダイオードレーザー

他のレーザーは照射によって毛根を破壊する仕組みの脱毛マシンですが、蓄熱式ダイオードレーザーは、毛が生えるように指令を出す役割がある、「毛包」という部分を破壊する仕組みのマシンです。毛包は毛根より浅い場所にあるため弱い照射レベルでもダメージを与えることができ、その分他レーザーよりも痛みが少ない点が特徴です。

施術の特徴まとめ

  • 複数の脱毛レーザーがありそれぞれ特徴が異なる
  • 痛みに不安がある際には麻酔の使用も可能なことが多い
  • 部位や毛量にもよるが5~10回程度で脱毛が実感できる

施術の詳細

  • 施術時間

    わき脱毛 5~10分、VIO脱毛 30~60分、ひげ脱毛 15~30分

  • 施術回数

    わき脱毛 5~8回程度、VIO脱毛 5~8回程度、ひげ脱毛 6~10回程度

  • 施術間隔

    1~3か月に一度

  • 価格

    わき脱毛 2,000~15,000円/回、VIO脱毛 10,000~30,000円/回、ひげ脱毛 10,000~25,000円/回

  • 麻酔

    不要(美容クリニックやマシンによっては麻酔使用も可能)

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    施術後に照射部位に赤みやほてり、乾燥などが生じることがありますが、通常は数時間程度で次第に落ち着きます。

    〇想定される副作用・リスク

    赤み乾燥ほてり火傷硬毛化(こうもうか)毛嚢炎(もうのうえん)など
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    施術前日か当日に、照射予定部位を剃毛するようにしてください。
    未成年の場合、美容クリニックによっては親権者(保護者)様の同意書が必要な場合があります。
    施術当日は入浴やサウナは控えてください。シャワーは当日から可能です。
    飲酒や激しい運動などは施術後1日程度控えてください。
    施術後は乾燥を避けて保湿をしっかりと行うようにしてください。
    施術後はできるだけ紫外線に当たらないように日焼け対策を行うようにしてください。
    施術後はできるだけ刺激が強い化粧品は使用しないようにしてください。

※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細は美容クリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方
  • アレルギーのある方
  • 糖尿病の方
  • 人工透析を行っている方
  • 日焼けをしている方や色黒肌の方
  • 毛抜きや家庭用脱毛器で脱毛を行った直後の方
  • 日光アレルギー、金属アレルギー、ケロイド体質などの方

施術の流れ

カウンセリング
気になる部位について医師が診察し、悩みに適した治療方法を決めます。診察によって当該治療が適応か判断し適正な治療を行うことが大切です。
照射
痛みが強い部位や希望によっては事前に麻酔クリームを塗布します。その後、レーザーを照射します。

よくあるQA

痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
痛みを感じやすい部位や痛みを強く感じるレーザーの場合は、麻酔を使用して照射を行う美容クリニックが多いです。照射時の痛みは輪ゴムではじく程度で、VIOなど毛が濃い部分や粘膜部分は痛みが強く感じることもあります。
何回程度受けるのが良いのでしょうか?
毛量や部位によって異なりますが、女性の場合は5~8回、男性の場合は6~10回程度照射を行うと、毛が少なくなったと実感することが多いです。施術頻度は美容クリニックやマシンによっても異なりますが、1~3か月に一度程度のペースが平均的です。
医療脱毛で時々聞く「硬毛化(こうもうか)」、「毛嚢炎(もうのうえん)」とは何でしょうか?
医療レーザーは照射パワーが大きいため、医師が設定調整をした上で照射を行いますが、肌の状態などによっては肌トラブルが生じることがあります。その代表例が「硬毛化(こうもうか)」、「毛嚢炎(もうのうえん)」です。「硬毛化(こうもうか)」は、レーザー照射によって、一時的に毛が硬くなったり濃くなる現象です。背中などの毛量が少ない部位で起きることが多いです。「毛嚢炎(もうのうえん)」はレーザー照射によって毛根がダメージを受けると、皮膚内の常在菌に感染してニキビのような小さなブツブツが生じることをいいます。皮脂が多い顔や背中などで起きることが多いです。いずれも、無償で対応を行っているケースが多いため、気になる際には美容クリニックに確認することをおすすめします。
施術による副作用はありますか?
可能性のあるリスクとしては、まれに火傷、硬毛化(こうもうか)、毛嚢炎(もうのうえん)といった症状が生じることがあります。事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
ダウンタイムはありますか?
照射後に赤みやほてり、乾燥などが生じることがありますが、通常は数時間程度で次第に落ち着きます。