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マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは

歯並びや噛み合わせを治療する歯列矯正の一つ、マウスピース矯正は、マウスピースの素材の色味が透明に近いため装着しても違和感が少なく、食事や歯磨きの際に取り外しができるのが特徴の矯正法です。昨今は技術が進化し、前歯などの部分的な矯正の他、歯列全体の矯正も可能になっています。

目次

こんなお悩みに

  • 歯並びが悪い
  • すきっ歯が気になる
  • 口を閉じても上下の前歯が噛み合わない
  • 前歯が前方に出っ張っている
  • 歯が前後にデコボコしている
  • 歯列矯正中だと知られたくない

施術の特徴について

マウスピース矯正による歯列矯正は、一人ひとりの歯の状態にあわせたマウスピースをオーダーメイドで作製して、2週間に一度程度のペースで新しい型のマウスピースに付け替えを行いながら、少しずつ理想の歯並びの状態へと矯正を行う施術です。マウスピースは透明に近い色であるため装着していても目立たず、厚さ0.5mm以下で口の中の違和感も少なくて済みます。食事や歯磨きなどの際は取り外すことができ、虫歯や歯周病になりにくいなどの特徴があります。歯にかぶせて使用するため、装着後に口腔内や舌、唇を傷つけることも少ないです。ただし、マウスピース矯正は1日約20時間以上の装着が必須となるため、その点は注意が必要です。歯の状態などによって個人差はありますが、矯正期間は2~3年程度が一般的です。
マウスピース矯正の「要(かなめ)」ともいえる型(マウスピース)については、製造メーカーが提供する数百万の症例データによって解析された、三次元治療計画ソフトウェアを使用します。矯正段階に応じた歯の動きや歯並びを細かくシミュレーションし、オーダーメイドで製造します。またこの膨大なデータを活用したシミュレーションによって、矯正がどの程度の期間で終了するかも把握できます。一度の通院で複数の型取りが可能なタイプと、毎回来院して型取りをするタイプがあります。マウスピース矯正には数種類あり、治療方針は医院により異なります。

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施術の特徴まとめ

  • 外から見ても目立たない方法で歯列を矯正できる
  • 食事や歯磨きの際に取外しができる
  • 虫歯や歯周病になりにくい
  • 通院回数が少ない

施術の詳細

  • 施術時間30~60分(マウスピース装着時の場合)
  • 施術回数2回(装着までの回数)
  • 施術間隔4~6週間程度に一度(装着後の通院頻度)
  • 価格150,000~1,000,000円
  • 麻酔

    不要

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    施術後に赤みや腫れが生じることがありますが通常は数時間程度で落ち着きます。
    装着後は、マウスピースが舌や唇に触れることによる違和感や痛みが生じることがありますが、2~3日程度で次第に落ち着きます。

    〇想定される副作用・リスク

    痛み腫れ赤み内出血口内炎など
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    1日の装着時間は約20時間以上確保するようにしてください。
    マウスピース装着後は2週間に一度程度のペースで付け替えが必要です。
    矯正期間中は話しにくい、発音しづらいといったことがあります。

※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細はクリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方

施術の流れ

カウンセリング
歯科医師が歯の状態や歯並び、噛み合わせなどを確認し施術を行っても問題ないか確認します。
精密検査
レントゲン撮影や歯型模型、顎関節の検査などを行った後、歯型を取ります。
装着
オーダーメイドで製造したマウスピースを装着します。その後は歯科医師の指示に従いながら、2週間に一度程度のペースでマウスピースを付け替えていきます。
保定期間
矯正期間が終了しマウスピースをはずすと、歯は自然に元の位置に戻ろうとします。このような後戻りを防ぐために、矯正終了後は保定装置(リテーナー)という装着器具を1~3年ほど装着します。

よくあるQA

痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
マウスピースはプラスチック製のため、装着時の痛みは少なく、装着後に舌や唇に傷がついたり口内炎ができることも少ないです。
歯が重なり合っている場合でも装着ができますか?
マウスピースはひとつひとつの歯の形状にあわせて被せる必要があるため、隣同士の歯が重なり合っている場合には削ってスペースを確保することもあります。ただし、歯が多少前後にずれても構わないという場合には削らない方法もあるため、事前に歯科医師と相談することをお勧めします。(※マウスピース矯正は、軽度から中等度の叢生症例が適応となります。抜歯症例や重度の叢生の場合は、適応にならないため、事前に医師にご相談ください)
どんな歯の状態でも、マウスピース矯正はできますか?
昨今は技術が進化し、前歯などの部分的な矯正の他、歯列全体の矯正も可能になりました。また差し歯などの人口歯がある際も矯正することが可能です。ただし歯並びの歪みの状態によってはマウスピースだけでは歯を完全に移動させられない可能性もあるため、別の矯正法が有効な場合もあります。
施術によるリスクはありますか?
可能性のあるリスクとしては内出血、口内炎、滑舌が悪くなる等が挙げられます。歯科医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
ダウンタイムはありますか?
施術後に赤みや腫れが生じることがありますが、通常は数時間程度で落ち着きます。また装着当初は、歯を締め付けられるような違和感が生じることがありますが、2~3日程度で次第に慣れていきます。