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涙袋ヒアルロン酸とは

涙袋ヒアルロン酸とは

下まぶたのラインに沿ってできる膨らみを「涙袋」といいます。涙袋にボリュームがあると、潤いのある目元に見えたり優しそうな印象になるため、美容クリニックの施術でも人気のあるパーツです。涙袋ヒアルロン酸は、この部分にヒアルロン酸を注入して膨らみを出す施術です。

目次

こんなお悩みに

  • 涙袋にボリュームを出したい
  • かわいらしい印象にしたい
  • 目を大きく見せたい

施術の特徴について

涙袋とは、下まぶたのラインに沿ってできる膨らみのことをいいます。目元を印象的に見せたり、優しそうな印象や癒される雰囲気を出すパーツとして知られています。そんな涙袋の正体は実は筋肉で、眼輪筋(がんりんきん)という目の周辺にある筋肉が発達していると涙袋が強調されてみえます。筋肉は加齢によってたるんでくるため、若い頃は涙袋があっても、年齢とともに次第になくなることもあります。なお、涙袋と似ているものに「目袋」というものがあります。これは加齢によってできる目の下のたるみであり、涙袋ではありません。

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涙袋ヒアルロン酸は、下まぶたのラインに沿ってヒアルロン酸を注入し、涙袋にボリュームを出す施術です。施術の際はメスなどは使用せずに注射によってヒアルロン酸を少しずつ注入し、15分程度で終了します。注入後は半年から1年程度効果が持続し、次第に体内に吸収されていきます。ヒアルロン酸は施術後のダウンタイム(施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間)が短い点も特徴です。万が一、ヒアルロン酸を注入した後に納得がいかなかった場合はヒアルロン酸を分解する製剤を使用することによって元のような状態に戻すこともできます。

施術の特徴まとめ

  • メスを使用しない注射による施術
  • 施術は15分程度で終了
  • 施術後のダウンタイムが短い
  • ヒアルロン酸は人体にも存在する成分のためアレルギーが少ない

施術の詳細

  • 施術時間15分
  • 施術回数1回
  • 施術間隔効果を持続するには半年~1年に1回程度
  • 価格1cc 20,000~100,000円
  • 麻酔

    不要
    (希望によって麻酔も可能)

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    施術後に注射をした部位に多少の赤みが出ることがありますが、数時間程度で次第になくなります。
    施術後2~3日程度、注入した部分の皮膚がポコポコすることもありますが、次第に馴染んできます。
    施術後に1週間程度、注射をした部分の皮下出血や赤み、腫れが続くことがあります。

    〇想定される副作用・リスク

    腫れ赤み痛み感染症しこり内出血血流障害など
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    注入した部位へのメイクは施術翌日から可能です。
    施術当日は温泉、サウナ、プール、ホットヨガ、激しい運動、飲酒などは控えてください。
    施術後1週間ほどは注入部位へのマッサージは控えてください。

※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細は美容クリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方
  • 重篤な疾患や感染症がある方
  • アトピーや皮膚病などの皮膚疾患をお持ちの方
  • 薬剤に対して過敏症のある方
  • アレルギー体質の方

施術の流れ

カウンセリング
気になる部位について医師が診察し、悩みに適した治療方法を決めます。診察によって当該治療が適応か判断し、適正な治療を行うことが大切です。
洗顔
美容クリニックによっては部分的にメイクを落としてから施術を行うことがあります。(診察も美容クリニックによっては洗顔してから行う場合もあります)
施術
下まつげのラインから5~8mm程度の幅の部分に、数回に分けて少しずつヒアルロン酸を注入します。痛みが不安な際には麻酔を行うことも可能です。
アフターケア
注入後は注入部位の形を軽く整えて施術終了です。

よくあるQA

痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
涙袋ヒアルロン酸では、注射針を刺す際にチクッとした痛みがある程度です。どうしても不安な際には麻酔を使用することができる美容クリニックが多いです。
何回程度受けるのが良いのでしょうか?
個人差はありますが、ヒアルロン酸の効果は半年~1年ほど持続します。効果を持続したい際には半年~1年の間に一度程度のペースで注入を行うことが多いです。
ヒアルロン酸には色々な種類があってどれがいいかわかりません。
ヒアルロン酸には、粘度が高いもの、弾力があるもの、身体と馴染みがよいものなど様々な特徴を持った製剤があります。それぞれの施術の目的や使用する部位などによって施術に適した製剤が異なるため、診察で医師に施術部位を相談し適した製剤を決定します。
施術による副作用はありますか?
個人差はありますが、可能性のあるリスクとしては、内出血や腫れ、感染症などが挙げられます。ダウンタイムや副作用は事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
ダウンタイムはありますか?
注入部位に赤みが生じることがありますが、通常は数時間程度で次第になくなります。内出血や腫れがでた際は1週間程度で落ち着きます。