目頭切開(めがしらせっかい)
目頭をおおっている蒙古ひだを切除して目頭部分を露出させることで、目を大きく見せる手術です。目の横幅だけでなく縦幅も広げる効果があります。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症痛み内出血血腫感染症線状の傷跡色素沈着左右差涙小管損傷など第一印象で最初に気になる部分とも言われる目元。大きな目やきれいな形の目は魅力のひとつといえます。目が小さいと悩む人の中には目のサイズに問題がない人も多く、まぶたを少し持ち上げる、ラインを少し整えるだけで目を大きな印象に変えることができる場合があります。
目次
目の大きさは先天的な要素が大きいものの、加齢や生活習慣などによって後天的に目の開きが悪くなり小さく見えることもあります。
理想的な目の大きさは顔の大きさや他のパーツとのバランスによって異なりますが、目安としては顔全体の5分の1くらいが理想だと言われています。顔の横幅が15センチならば目の横幅は3センチ程度、目の縦幅の理想は横幅に対して2分の1から3分の1なので、この場合は1センチから1.5センチ程度が基準になります。
目が小さく見える原因は以下のものが挙げられます。
蒙古ひだとは目頭の部分にかぶさるように上まぶたから伸びている皮膚のことで、目の横幅も縦幅も狭く見えます。また、目と目の間隔も広くなり離れて見えます。
元々まぶたに脂肪が多い場合や、眼精疲労などが原因でまぶたがむくむ場合があります。まぶたが腫れぼったいと実際のサイズより目が小さく見えます。
眼瞼下垂とは、まぶたを支える筋肉である眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が衰えて、まぶたが下がる症状です。先天的な原因と、加齢やハードコンタクトの長期使用などの後天的な原因があります。
加齢や生活習慣によって上まぶたの皮膚がたるむ症状です。たるみが進行すると眼球に皮膚がかぶり、目の縦幅が狭まります。
目は大きさだけでなく、形状によっても印象が大きく変わります。
目頭よりも目尻に向かって角度が下がった目の形状をたれ目と言います。目尻側に目の横幅が広くなるため目が大きく見えます。また目尻が下がることで優しい印象を周囲に与えます。
たれ目の逆で目頭よりも目尻に向かって角度が上がった目の形状をつり目と言います。すっきりとしたクールな印象を与える反面、目つきが悪い、性格がきついといった悪い印象を与えてしまう場合もあります。
下まぶたに沿ってぷっくりと膨らんでいる部位を涙袋といます。涙袋は、眼輪筋(がんりんきん)という筋肉で形成されており、若いほど眼輪筋が発達していることから若々しい印象を周囲に与えます。
美容医療には、目元の大きさや形を整える治療があります。
目の大きさや形のお悩み、なりたい目に合わせていろいろな方法があります。
目頭切開(めがしらせっかい)
目頭をおおっている蒙古ひだを切除して目頭部分を露出させることで、目を大きく見せる手術です。目の横幅だけでなく縦幅も広げる効果があります。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症痛み内出血血腫感染症線状の傷跡色素沈着左右差涙小管損傷など目尻切開(めじりせっかい)
目尻切開では目尻の上下の皮膚を切開して、大きな切長の目に形成します。目の横幅を広げる効果もあります。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症むくみ痛み内出血血腫感染症傷跡色素沈着左右差など上まぶたの脂肪取り
まぶたの上にある余分な脂肪を除去する手術です。まぶたがスッキリすると目が大きく見えることがあります。
想定される副作用・リスク
腫れ炎症むくみ痛み内出血血腫感染症傷跡色素沈着左右差など眼瞼下垂(がんけんかすい)手術
まぶたを上げる筋肉がうまく機能していない状態を改善する施術です。まぶたがしっかり開くことで目を覆っていた皮膚がリフトアップされ本来の目のサイズに近づきます。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症むくみ痛み内出血血腫感染症傷跡色素沈着左右差など眉下切開(まゆしたせっかい)
上まぶたの余分な皮膚や脂肪を取り除く手術で、上まぶたのたるみや小さくなった二重幅の改善に効果があります。
想定される副作用・リスク
腫れ炎症むくみ痛み内出血血腫感染症傷跡色素沈着左右差など一重まぶたや奥二重のまぶたを二重まぶたにする治療です。またすでに二重まぶたの場合は、ラインの位置を変更することも可能です。
二重埋没法
医療用の糸で上まぶたの皮膚を留めることでまぶたに二重ラインを作る治療です。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ内出血感染痛みむくみなどメスを使用せずに、注射でヒアルロン酸を注入する方法です。
涙袋ヒアルロン酸
下まぶたの眼球に沿ってヒアルロン酸を注入して、涙袋をつくる施術です。顔に立体感が出て、目が大きく見える効果も望めます。
想定される副作用・リスク
腫れ内出血感染症傷跡左右差など