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口角・リップラインとは

口角・リップラインとは

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口元の印象は唇の形状だけでなく、口角の位置などによっても大きく変わります。また、時代によって魅力的な口元は変化し、美容クリニックでも色々な治療法があります。

目次

こんなお悩みに

  • メリハリのあるリップラインにしたい
  • アヒル口になりたい
  • 口角が下がっている
  • マリオネットライン(口の脇から下に伸びる溝)が気になる
  • 機嫌が悪そうに見られる
  • 上手く笑顔が作れない

口角の特徴

口角とは

口角とは上唇と下唇がつながる口の両端の部分です。口角は唇の一部ですが、ほんの少し下がったり上がったりするだけで顔の印象が変わります。
「口角が下がっている」と呼ぶ口元は、いわゆる「への字口」のことで良い印象では使われません。

口角が下がる原因

口角が下がるもっとも大きな原因は、加齢などによる表情筋(大頬骨筋・口角挙筋、口角下制筋)の衰えです。顔の筋肉も体の筋肉と同じように使わなければ一気に弱っていきます。食生活で良く噛む習慣によって顔の筋肉も鍛えられ、口角が下がることを予防できます。

リップラインの特徴

リップラインとは

リップラインとは唇の輪郭のことです。加齢や生活習慣などによってリップラインも変化する場合があります。

リップラインの種類

唇の形にはいくつか種類があり、名称のあるものを紹介します。

・富士山唇

上唇の中央がやや凹み、頂上部分から唇の両端までが斜めになっていて富士山のような形をしているのが特徴です。

富士山唇

・アヒル口

上唇と口角が上向きで、唇全体がM字のような形になっているのが特徴です。横から見ると上唇がやや突き出ています。

アヒル口

・伏月(ふくげつ)型

口角が下がっている、いわゆる「への字口」と言われる唇の形です。歯を食いしばっているように見える場合もあります。

伏月(ふくげつ)型

・仰月(ぎょうげつ)型

口を閉じている時でも口角が上がっていて上唇と下唇が上向きにカーブしているのが特徴です。

仰月(ぎょうげつ)型

・一文字型

口を閉じた時に上唇と下唇の境目が横にまっすぐ一直線になる唇の形です。

一文字型

・切れ長型

上下の唇が両方とも薄く、口の横幅が長いのが特徴です。

切れ長型

・四字型

上唇の山の部分が曖昧で、上下ともに厚みがあり唇全体が四角く見えるのが特徴です。

四字型

施術方法一覧

クリニックでは、唇の形や口角を引き上げて口元の印象を変える施術があります。一つの施術で改善しきれない場合は、いくつかの施術を組み合わせることもあります。

注射

唇や口角、口元まわりにヒアルロン酸やボトックスを注入して、リップラインや口元を整える方法があります。

スマイルリップ

ヒアルロン酸を上唇、または上下にバランス良く注入して、笑った時のような印象の唇に整える施術です。口角ボトックスと一緒に行う場合もあります。

想定される副作用・リスク

腫れ痛み感染しこりアレルギー反応内出血左右差など
価格22,000~107,800円

ボトックス注射

筋肉の収縮を弱める働きがある、ボツリヌス菌という細菌の一種から抽出されるたんぱく質の一種を口角に注入することで、筋肉の働きを弱め、口角を下に引っ張る筋肉の力を緩め口角を上げる施術です。

想定される副作用・リスク

腫れ痛み内出血左右差など
価格3,000~100,000円

糸を挿入する施術で、たるんできた皮膚などを引き上げて、同時に口角を引き上げることが可能です。

糸リフト

医療用のトゲのついた溶ける糸(吸収糸)をこめかみから口角に向かって挿入して、口角を上方向に引き上げます。口元のたるみやほうれい線の改善も期待できます。

想定される副作用・リスク

赤み腫れ痛みつっぱり感染内出血左右差など
価格10,000~100,000円
外科手術

上唇や唇の両端などを切開してリップラインや口元を整える方法があります。

口角挙上(こうかくきょじょう)

口角を切開して持ち上げる手術で、リップラインや口元の印象を変える事が期待できます。同時に人中短縮やヒアルロン酸注入をセットで行う場合があります。

想定される副作用・リスク

赤み腫れ熱感傷口の炎症感染色素沈着内出血血腫傷跡左右差など
価格198,000~492,800円