人中短縮手術
人中短縮手術は、鼻と上唇の間を短くする手術のことで、上唇リフトやリップリフトと呼ぶ場合もあります。鼻の下の余分な皮膚を切除し引き上げて縫合することで、人中を短くすることが可能な方法です。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症つっぱりむくみ痛み内出血感染症傷跡色素沈着など鼻と上唇の間にあるくぼみのような溝を「人中」と呼び、この人中の長さや深さが顔の印象を大きく左右するポイントの一つです。人中が長いと、全体的に間の抜けたような印象を与えがちです。美容クリニックでは、顔のバランスに合わせて長さや印象を変える施術があります。
目次
人中(じんちゅう)とは、鼻と上唇の間にある縦の溝のことを言います。人中と口元の黄金比は、鼻から上唇までと、下唇からあご下までの割合が「1:2」とされています。
人中は短いほうが若々しく可愛らしい印象になります。平均的な長さは約1.5cmで、個人差はありますが2cm以上で長いとされます。
人中が長い、または長く見える原因としては、遺伝が大きく関係します。また、歯並びも一つの要因です。前歯が出ている場合、口が閉じづらくなっていて、そのため無理に口を閉じようとすると上唇が引っ張られてしまい鼻の下部分が長く見えます。そのほか加齢によりたるみが出ることで、人中が長く見えてしまうこともあります。
親の顔立ちが遺伝として子供に出るケースは、鼻の形や人中にも多く見受けられます。
顔の形を決める遺伝子など、ヒトの遺伝子は25,000種類以上あると言われており、様々なパーツで両親の顔に似た部分が出てきます。
上の歯が前に突出している上顎前突(出っ歯)は、遺伝が原因の場合と上下のあごのバランスが悪くなっておこる場合があります。上顎前突で歯が前に出ている場合、上唇が前に押し出されてしまうので、鼻の下の皮膚や筋肉などが伸ばされてしまうことで、人中が長くなる原因となっています。また、口を閉じようとすると出っ歯で上唇が引っ張られてしまい鼻の下部分が長く見えます。
表情筋は身体の中でも最も動きやすい筋肉です。年齢とともに表情筋が衰えてくる事により、しわやたるみが目立つようになります。これと同じように、口周りの筋肉である口輪筋が衰えてたるんでくることで、人中が長く見えてしまいます。
人中を短くする場合、外科手術で皮膚を切除して引き上げる方法と、注入施術で口元の筋肉や上唇を調整して人中を短く見せる方法があります。また、前歯が出ている場合などは歯列矯正などで改善する場合もあります。
人中を短くしたい場合、鼻の下の余分な皮膚を切除して引き上げることで短くする外科的方法があります。
人中短縮手術
人中短縮手術は、鼻と上唇の間を短くする手術のことで、上唇リフトやリップリフトと呼ぶ場合もあります。鼻の下の余分な皮膚を切除し引き上げて縫合することで、人中を短くすることが可能な方法です。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ炎症つっぱりむくみ痛み内出血感染症傷跡色素沈着など人中を短く見せる施術として、口元の筋肉へのボトックス注射や、上唇にヒアルロン酸を注入する方法などがあります。
人中短縮ボトックス
上唇の外側にある口輪筋にボトックスを注入することで、筋肉が緩んで唇がめくり上がり、鼻の下が短く見えるという効果があります。
想定される副作用・リスク
腫れ赤み痛みしこり内出血など唇ヒアルロン酸注射
唇にヒアルロン酸を注入して上唇のボリュームを増やして上向きにすることで、人中を短く見せる効果が生まれます。ヒアルロン酸の注入量を調節することで、若々しく見せる効果も期待できます。
想定される副作用・リスク
腫れ痛み感染しこりアレルギー反応内出血左右差など出ている前歯を引っ込めることで、人中を短く見せる効果が期待できます。ワイヤーやマウスピースを使った矯正治療の他に、歯並び・歯の形・色を同時に変えることが可能なセラミック治療などがあります。
歯並び治療
歯並びの治療には、ワイヤーやマウスピースで徐々に改善させる歯列矯正や、自分の歯を削りセラミックをかぶせて改善させるセラミック治療などがあります。
想定される副作用・リスク
赤み腫れ痛み内出血など