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肩・ふくらはぎボトックスとは

肩・ふくらはぎボトックスとは

張り出した肩やふくらはぎを細くするには、ボツリヌストキシン製剤が有効です。ボツヌリストキシン製剤の注入によって発達した筋肉の動きをやわらげることで、気になる部位のボリュームダウン効果が期待できます。肩・ふくらはぎの他、二の腕などにも有効です。

目次

こんなお悩みに

  • 張り出した肩をすっきりさせたい
  • ふくらはぎやししゃも足をほっそりさせたい
  • 肩こりを改善したい
  • 結婚式前に肩周りをすっきりさせたい

施術の特徴について

肩、二の腕、ふくらはぎなど、筋肉の発達によって張り出している部位にボツリヌストキシンを注射することで筋肉の発達をやわらげてほっそりさせる施術です。いずれも太さの原因が「筋肉」である場合に有効で、脂肪や骨格が原因で張り出している際には効果がありません。(脂肪が原因の場合は、脂肪溶解注射や痩身マシンなどが適しています。)

肩・ふくらはぎボトックスで使用するボツリヌストキシンという製剤は、筋肉へ届く神経伝達を一時的にブロックすることで、発達した筋肉の動きをやわらげる作用があります。個人差はありますが、施術後は2週間程度で効果が出始め、その後は3~4か月程度で少しずつ効果がなくなっていきます。なお、「ボトックス」という名称は米国アラガン社が製造するボツリヌストキシン製剤の商品名をいい、美容クリニックではアラガン社製以外にもいくつかのボツリヌストキシン製剤を使用していることが多いです。ボツリヌストキシン製剤はダウンタイム(施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間)が短いため多くの美容クリニックで使用されている製剤で、ガミースマイル治療の他、しわ治療や汗をおさえる施術、筋肉のボリュームを減らす施術などでも使用されています。

張り出した肩
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背中側の肩には僧帽筋(そうぼうきん)という大きな筋肉があり、この筋肉が発達していると肩から背中にかけて盛り上がり、男性的なラインになることがしばしばあります。この部分に肩ボトックスを注射することで、発達した筋肉の発達をやわらげる効果が期待できます。肩甲骨のラインにも変化が出ることが多い他、注射によって肩こりが楽になることもあります。

ふくらはぎ
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ふくらはぎのボリュームが脂肪ではなく筋肉(腓腹筋)が原因の場合、ふくらはぎボトックスを注射することで発達した筋肉の発達をやわらげ、ラインをほっそりとさせる効果が期待できます。

施術の特徴まとめ

  • メスを使用しない注射による施術
  • 施術は15分程度で終了
  • 施術後のダウンタイムが短い

施術の詳細

  • 施術時間15分
  • 施術回数1回
  • 施術間隔効果を持続させるためには3~4か月に一度程度
  • 価格1回 50,000~220,000円
  • 麻酔

    不要
    (希望によって麻酔も可能)

  • ダウンタイムや副作用(施術後の状態)

    施術後は注射をした部分に多少赤みがでることがありますが、数時間程度で自然に落ち着きます。
    施術後、まれに内出血や腫れが出ることがありますが、通常は1週間ほどで落ち着きます。

    〇想定される副作用・リスク

    腫れ赤みしこり内出血など
    ※ダウンタイムとは、施術を受けて発生した肌の赤みやかさぶたなどが治まる期間のことをさします。
  • 留意点

    施術当日は激しい運動、飲酒、サウナ、温泉などは控えてください。
    施術後3~4日程度は注射をした部位のマッサージは控えてください。
    肩・ふくらはぎボトックスは効果がでるまでに1週間~2週間程度かかることがあります。

※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細は美容クリニックにご確認ください。

  • 妊娠中あるいは授乳中の方
  • 重篤な疾患や感染症がある方
  • 筋肉・神経の疾患のある方
  • アレルギー体質の方
  • 女性は肩・ふくらはぎボトックスの施術を行っている間、および最後の注射から2回の月経を経るまでは避妊をする必要があります。男性は最低3か月の避妊が必要となります。

施術の流れ

カウンセリング
気になる部位について医師が診察し、悩みに適した治療方法を決めます。診察によって当該治療が適応か判断し、適正な治療を行うことが大切です。
施術
肩・ふくらはぎにボトックスを注射します。痛みが不安な際には麻酔を使用することが可能なことが多いです。
アフターケア
施術終了です。

よくあるQA

痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
肩・ふくらはぎボトックスでは、注射針を刺す際にチクッとした痛みがある程度です。どうしても不安な際には麻酔を使用することができる美容クリニックが多いです。
何回程度受けるのが良いのでしょうか?
個人差はありますが、肩・ふくらはぎボトックスの効果は3~4か月ほど持続します。効果を持続したい際には3~4か月に一度程度のペースで施術を行うことが多いです。なお、肩・ふくらはぎボトックスは、効果が出るまでに注射後2週間~1か月ほどかかることがあります。
肩・ふくらはぎボトックスの施術後にしてはいけないことはありますか?
サウナや温泉、激しい運動、飲酒などは避けるようにしてください。また製剤が拡散するのを防ぐために、注射後3~4日程度は注射部位のマッサージは控えるようにしてください。
施術による副作用はありますか?
個人差はありますが、可能性のあるリスクとしては、内出血や腫れなどが挙げられます。また、稀に注射した部位によっては一時的に筋肉が動かしにくくなることがあります。ダウンタイムや副作用は事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
ダウンタイムはありますか?
施術後に多少赤みが出ることもありますが数時間程度で次第に落ち着きます。腫れや内出血が出た際は、1週間程度で次第に落ち着きます。