しみ取りレーザーとは
しみ取りレーザーは、気になるしみにピンポイントでレーザーを照射し、しみの原因であるメラニン色素のみを破壊する効果が期待できる施術です。ほぼ一度で効果が期待できる点が特徴です。なお、しみには様々な原因や症状があり、場合によっては悪化する可能性もあるため、医師の的確な診察のもとで施術を行うことがポイントになります。
目次
こんなお悩みに
- しみを消したい
施術の特徴について
しみ取りレーザーは、しみの部分のみにピンポイントでレーザーを照射することで、メラニン色素のみを破壊する効果が期待できる施術です。しみ取りレーザーでは「Qスイッチモード」という照射時間がとても短くパワーが強いモードで照射を行うため、しみの部分にあるメラニン色素のみを選択的に破壊するといわれています。しみ取りレーザーにはルビーレーザーやアレキサンドライトレーザーなどのQスイッチモードが使用されることが多く、しみの種類や濃さ、深さにあわせてパワーを調節して照射を行います。1回の照射による効果が高い点が特徴です。なお複数の濃さ・色味のしみが混在していたり、多数のしみがある際には、しみ取りレーザーではなくレーザートーニングや光治療・IPLが適していることもあるため、医師の的確な診察のもとで治療を行うことをおすすめします。
- ①レーザーがしみの原因であるメラニンに反応し、しみの色素を分解します。
- ②分解されたメラニンは少しずつ表皮のほうへ浮かび上がります。
- ③ターンオーバーによって老廃物として皮膚の外に排出されます。
施術の特徴まとめ
- しみにピンポイントでアプローチできる
- 1回の照射による効果が高い
- 周辺の皮膚にはレーザーの影響が少ない
施術の詳細
- 施術時間5分~10分
- 施術回数1回
- 施術間隔1回でほぼなくなります
- 価格1回 8,000~20,000円
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麻酔
必要
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ダウンタイムや副作用(施術後の状態)
しみ取りレーザーの照射後は、照射した部分にテープや軟膏を塗布します。テープや軟膏による保護は2週間ほど続けてください。
照射後は、赤み、腫れが生じることがありますが、3日程度で次第に落ち着きます。
照射後にできるかさぶたは、1~2週間ほどで次第に剥がれ落ちます。かさぶたは無理に剥がさず自然に取れるまで触らないようにしてください。〇想定される副作用・リスク
腫れ赤み乾燥ほてり内出血かさぶた色素沈着炎症火傷など -
留意点
メイクは施術後すぐにテープや軟膏の上から可能です。
施術後は乾燥を避けて、保湿をしっかりと行うようにしてください。
施術はできるだけ紫外線に当たらないように日焼け対策を行うようにしてください。
照射後、一時的にしみが濃くなることがありますが、その後、次第に薄くなります。
※その人の状態・機材によって回数・価格などが変わります。
※以下の方は施術を受けることができない可能性があります。詳細は美容クリニックにご確認ください。
- 妊娠中あるいは授乳中の方
- 重篤な疾患や感染症がある方
- アトピーや皮膚病などの皮膚疾患をお持ちの方
- アレルギー体質の方
- 強い日焼けがある方
施術の流れ
- カウンセリング
- 気になる部位について医師が診察し、症状に適した治療方法を決めます。診察によって当該治療が適応か判断し適正な治療を行う事が大切です。
- 洗顔
- メイクを落とし、洗顔を行ってから施術を行います。美容クリニックによっては、適正な診断のために洗顔をしてから診察を行うところもあります。
- 施術
- 照射する部位に麻酔を塗布する場合もあります。しみの状態にあわせて出力調整を行い、レーザーを照射します。
- アフターケア
- 照射によるほてり・熱感を抑えるため冷やしタオルなどで冷却します。なお美容クリニックによってアフターケアの内容は多少異なります。
よくあるQA
- 痛みが不安です。どのくらい痛いですか?
- 痛みが不安な場合は局所麻酔やクリーム麻酔などを行った後に照射することができるため、施術中に痛みを感じることは少ないです。
- 何回程度受けるのが良いのでしょうか?
- しみ取りレーザーは1回の照射で効果を実感できることが多いです。
- 日焼けしているのですが照射可能ですか?
- しみ取りレーザーは黒いもの(メラニン色素)に反応するレーザーであるため、日焼けが強い方や色黒肌の方の場合は施術を行えないこともあります。
- 施術による副作用はありますか?
- 個人差はありますが、まれに色素沈着や火傷、炎症などが起きる可能性もあります。ダウンタイムや副作用は事前に医師に確認した上で施術を受けるようにしてください。
- ダウンタイムはありますか?
- 照射後に赤みや腫れが生じることがありますが、3日程度で次第に落ち着きます。また照射によってできるかさぶたは、1~2週間ほどで次第に剥がれ落ちます。かさぶたは無理に剥がさず自然に取れるまで触らないようにしてください。