切除法での傷跡修正～金沢中央クリニック～

1. 小さいリストカットや根性焼き、広範囲における傷跡修正

   ▼小さいリストカットや根性焼き
   リストカットや小さい根性焼きは、傷跡を切除した後、シワに添って一本の線になる様に縫合します。よって縫合跡は、シワに隠れて目立ちにくい一本の線になります。
   
   ▼広範囲における、傷跡修正
   複数のリストカットや繋がった根性焼き等、広範囲に存在する傷跡は、引っ張りながら縫い合わせる縫合方法が適切ですが、ただ引っ張るだけでは施術後にひきつれやミミズ腫れが生じる可能性があると医師が判断した場合は、縫合の一部をジグザグにする事で縫い合わせます。

2. 帝王切開の傷跡

   広範囲における帝王切開の傷跡は、傷跡を細かいジグザグに縫い直してから、さらに皮膚表面を2～3mm間隔で縫い合わせる、2回の縫合によるZ縫合術が適しています。施術後はZ型を描く様に2つの縫合跡が残りますが、医師が可能と判断した場合は、うち一つの縫合糸を透明にする事ができます。

3. 施術後のケア

   1、水に濡れる時は必ず医療用テープ又はガーゼを貼って、患部を直接濡らさないでください。濡れた医療用テープ又はガーゼは速やかに交換して、常に清潔な状態を保ちます。（医療用テープ又はガーゼの処方がされた患者様）
   
   2、施術直後の施術箇所は大変敏感な状態になっているため、直射日光に当たると色素沈着が生じる恐れがあります。洋服やカバーで施術箇所を直射日光から守ってください。
   
   3、施術後の患部に痛痒さを感じる場合は、縫合箇所の肉がくっついている過程です。ダウンタイムが長引く可能性がありますので、患部を触る事は避けてください。我慢出来ない時は、医療用テープの上から短時間冷やすと痛痒さが融和されます。

4. 施術の流れ

   ▼カウンセリング
   医師が患者様の傷跡を診察して、切除法が適しているか否かを判断します。医師が適していると判断した患者様は、施術後の状態やアフターケア、施術回数をご説明致します。
   （適していないと判断した方は、他の施術法を紹介します。）
   
   ▼施術
   施術箇所に局部麻酔を行い、麻酔が効いたのを確認したら切除していきます。そしてひきつれが出ないのを確認した後、縫合して終了です。施術時間は20～60分程。
   
   ▼アフターケア
   施術箇所に医療用テープ又はガーゼを貼って、ご帰宅となります。

料金表

• 切除法　1cm

  ¥26,400

• 局所麻酔

  ¥3,300 〜
  ¥33,000