「皮膚の修復したい方」再生医療・幹細胞治療カウンセリング～大阪小田クリニック～

1. 【そもそも幹細胞とは・・】

   私たちの体は約60兆個の細胞からできておりそれぞれの細胞は違った役割を持って働いています。
   皮膚や心臓などといった組織を構成し機能する細胞やオリジナルの細胞も存在します。
   幹細胞とは、自らと同じものを作り出すことができ私たちの体を保つために働いています。
   近年では幹細胞の持つこれらを医療に応用する研究が行われており実際に治療として実施している施設も少なくありません。
   幹細胞の持つ自己複製能を用いることで脂肪や骨髄、歯などから採取した少量の細胞を指数関数的に増殖させる事ができます。
   これによって得た幹細胞を損傷した部位に移植する事で移植部位の再生などを期待することができるのです。

2. 【幹細胞治療の種類1】

   ■人工多能性幹細胞（iPS細胞）
   様々な組織や臓器の細胞に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力を持ちます。この細胞は体細胞に特定の遺伝子を導入することにより細胞を分化する前の状態まで近づけることができます。iPS細胞を医療に応用することができれば病気や怪我などで失われた細胞をiPS細胞から作成して移植する再生医療の実現が期待されています。
   ■胚性幹細胞（ES細胞）
   人間の体は多数の細胞から形成されていますがその大元は一つの受精卵です。その受精卵の第一段階である胚盤胞から単離した細胞がES細胞でありiPS細胞と同じく様々な組織に分化する能力とほぼ無限に増殖する能力を持ちます。

3. 【幹細胞治療の種類2】

   ■間葉系幹細胞（MSC）
   脂肪や骨髄、歯などの組織から分離し脂肪や骨、神経などに分化させることができる幹細胞です。iPS細胞やES細胞とは違い、ある程度分化が進んだ細胞を用いるため分化先について制限がかかります。国内外を問わず様々な用途で医療に応用されています。
   
   ＜幹細胞治療が可能な疾患＞
   アトピー性皮膚炎の治療…アトピー性皮膚炎による炎症を緩和し随伴症状を改善する効果が期待されます。
   変形性関節症…変形性関節症の改善、進行抑制、急性憎悪の寛解が期待されます。
   認知症の治療…認知症状の改善及び進行抑制が期待されます。

   

4. ■大阪小田クリニックの 幹細胞治療の特徴

   ＜培養施設＞
   国際的なGMP基準に沿った施設内で培養を行っており感染のリスクを管理しています。完成時には院内品質管理部で品質チェックを行ったものを使用しています。
   
   ＜第2種再生医療提供計画等　提供許可取得済、細胞加工施設届済＞
   厚生労働省が認めた特定認定再生医療等委員会で、その治療の妥当性・安全性・医師体制・細胞加工管理体制が審査され計画番号を取得した医療施設です。
   
   ＜再生医療歴＞
   医療法人社団医進会はこの再生医療分野において20年以上の臨床と研究を重ねてきました。

   

5. ■治療の流れ

   1.脂肪細胞を採取
   患者様本人の脂肪組織を用いて治療を行うため腹部に局所麻酔後脂肪組織の一部を採取させていただきます。
   
   2.細胞培養
   脂肪組織から間葉系幹細胞を分離し院内にて細胞を培養します。（約1ヶ月程度）
   
   3.幹細胞の投与
   品質管理検査を実施し安全性に配慮し、品質に問題がほとんどないことを確認したのち、再び患者様に来院していただき院内の点滴室で幹細胞を静脈投与いたします。

料金表

• カウンセリング　1時間

  ¥11,000