乳房吊り上げ（乳房のたるみとり）～宇都宮ひふ科形成外科～

当院でいう乳房つり上げとは、乳房は小さくせずに、皮膚のたるみを取って乳房を上に移動して（場合によって糸で固定して）下垂の改善が期待できる手術です。
人間だれしも年をとってくると皮膚のたるみがでてきます。それは乳房でも例外ではありません。授乳などによってもボリュームがなくなり、たるみがでることもよくあります。たるみは、乳房の張りをなくし、垂れ（下垂）として現れてきます。
下垂が強い場合には、あまった皮膚をとるしかありません。豊胸でもある程度は改善が期待できますが、豊胸は下垂を改善する目的ではなくボリュームを増やす目的なのでそもそもコンセプトが異なります。やはり下垂やたるみの改善を期待するならば、それを目的とする手術をおすすめいたします。
具体的には乳房縮小でも説明しているように
1.乳輪の周りを切る方法
2.乳首から下に逆T字型や縦、斜めに切る方法
があります。
乳房縮小と異なるのは、縮小しませんので、乳腺組織は取りません。
余剰皮膚をとって、乳腺組織を必要に応じて上に移動して固定するという術式になります。