ドクター紹介「小林 正弘」 ～新橋汐留 小林クリニック～

昭和60年
慶應義塾大学医学部卒業、研修医、助手、外来医長を経て、
平成5年
慶應義塾大学専任講師（医学部）
平成11年
慶應義塾大学病院形成外科レーザー外来責任者
平成13年
慶應義塾大学助教授（看護医療学部、医学部兼担）
平成15年
あまきクリニック（形成外科、レーザー治療に従事）
平成17年
慶應義塾大学教授（看護医療学部、医学部兼担）
令和4年9月
慶應義塾大学非常勤講師（看護医療学部、医学部）
令和 4 年 12 月
新橋汐留 小林クリニック 院長

日本形成外科学会認定　形成外科専門医

こんにちは、新橋汐留小林クリニック院長の小林 正弘です。ドクターページを見に来て下さりありがとうございます。「あざ・シミのレーザー治療専門クリニックとは！？」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか？このページでは、少しでも当院におけるあざ・シミのレーザー治療と美容医療（美容皮膚科）について、皆さんに知っていただけると嬉しいです。

１. 形成外科医になった理由について
形成外科は、『作る外科』と言われています。施術の内容は、患者さんの状態によって一つ一つ異なることが特徴です。そのため、『このやり方で手術を進めていく』というような指針が教科書に事細かに乗っているわけではありません。形成外科は患者さんの状況によって、1つ1つ施術の内容が異なり、施術のたびに新しい手術を作っていきます。作業としてこなすのではなく一人一人の状況に寄り添いながら施術を決めていけること、わたくし自身も常に新しいことに挑戦し続けられるということ、この２点に魅了され形成外科医になりました。

2.レーザー治療を始めたきっかけ
今はレーザー治療を受けられる美容皮膚科がたくさんありますが、20年前は『あざのレーザー治療』をしているクリニックがほとんどありませんでした。手術は他のクリニックでも受けられましたので、レーザーによる『あざ治療』をしっかりと提供してあげたいという気持ちからレーザー治療を始めました。
レーザー治療を開始するにあたり、特に大切にしていたこと『患者様の気持ち、目線に合わせた良心的な治療』をすることです。レーザー治療は繰り返し治療することが必要です。自由診療で対応するものは適正な治療金額による自由診療で対応することで、患者様の治療の可能性を狭めないようにしています。
当院では、いきなり『しみ取り放題』という施術は行いません。患者さま一人一人のお肌の様子、シミの様子を見てから、効果が期待できる条件を見つけ段階を追って施術します。効果が出る強さはシミ一つ一つによって異なるので、判断して治療を提供しております。『今まで治療してみたけれど取れなかった…』と悩まれている方、諦めている方は、ぜひご来院ください。

3. 今後の先生の展望
形成外科と美容外科は、同じように聞こえるかもしれませんが、実は異なる位置づけであると考えております。というのも、形成外科は「正常でない患者様が通常の生活を送れるようにすること」を目的としているのに対し、美容外科は「正常な状態をさらに良くすること」を目的にしているからです。そのため、形成外科手術を受けたい患者様と、美容外科手術を受けたい患者様では、切実度が異なります。
実は、あざの治療とシミの治療も形成外科と美容外科同様、切実度が異なります。あざに関しては生まれた時から気になっている、色の量も多く悩まれていることが多いです。このように、あざを良くしたいと切に願っている方、深く悩まれている方、諦めかけている方にしっかりと治療を提供できるようにしていきたいと考えております。そして、シミに関しても、あざの難しい治療経験を生かしてよりよい治療を提供していきたいと考えております。

4. HOT PEPPER Beautyユーザーへ
治療方法は１つではないため、複数医療の施設を受診しても構いませんので、納得されたうえで治療をしてください。ほくろを一つとるにしても、手術をするのか、レーザーで薄くするのか選択肢があります。手術をすることにより、新たな傷ができてしまいます。傷をつけない範囲で目立たなくする治療もでき、当院では患者様のお肌を傷つけないことを何より大切にしております。このように、1つのお悩みに対しても様々な治療方法、考えがあるので、ぜひ良い意味で慎重になってください。よく検討して、よく納得した上で、信頼できるクリニックで治療を受けることをおすすめいたします。