【大きめのタトゥーや刺青を消したい方】タトゥー・刺青除去（切縫・皮膚移植）～大塚美容形成外科 銀座院～

1. 切縫によるタトゥー・刺青除去

   切縫（せっぽう）によるタトゥー・刺青除去とは、メスを使用した外科手術により、タトゥー（刺青）のある部分の皮膚を切除し、目立たないように縫合する施術方法です。
   
   小さなタトゥー（刺青）ならば1度の手術で効果を感じやすいので「なるべく早くタトゥー（刺青）を消したい」と考えている方におすすめです。

   

2. 切縫によるタトゥー・刺青除去の施術プロセス

   ■単純切除術
   横幅が3センチ程度のサイズの小さなタトゥー（刺青）ならば、「単純切除術」と呼ばれる施術で、1回の施術でも効果を実感しやすいです。
   
   ■分割切除術
   横幅5～6センチ以上の大きめのタトゥー（刺青）や、位置的に1回の施術では切除が難しい場合は「分割切除術」と呼ばれる複数回の手術を行います。サイズが小さくても、腕や足にぐるりと入っているタトゥー（刺青）の場合は、瘢痕拘縮（はんこんこうしゅく）と呼ばれる傷跡の引き攣れを防ぐために、分割切除術を行っています。分割切除術は複数回の手術が必要となります。傷の様子を見ながら最低でも3ヵ月以上の間隔を開けつつ行います。

3. 皮膚組織伸展法

   サイズが大きいため通常の切縫やレーザー切除が難しいタトゥーや皮膚移植などの適応外のタトゥーに行います。2回に分けて手術を行いますが、1回目の手術後にエキスパンダーと呼ばれる特殊なインプラントを挿入し、それに定期的に生理食塩水を注入する必要があります。タトゥーの範囲により変わりますが、数週間～数ヶ月間はエキスパンダーが挿入されている状態でお過ごしいただきます。基本的な日常生活や運動などは問題なく行って頂けます。また、あまり異物感を感じることはありません。皮膚組織伸展法は、患者様ご自身の皮膚を伸縮して使用するため、施術後にダウンタイムの短い治療で、違和感を感じることが少ない施術方法です。

4. 切縫・皮膚移植によるタトゥー・刺青除去

   腕・足などに広範囲に入っているタトゥー（刺青）や、背中全面に入っているタトゥー（刺青）は、通常の切縫だけでは切除しきれません。
   
   こういった場合は、タトゥー（刺青）部分を切除し欠損した部分に、ご自身の健康な皮膚を移植する「皮膚移植術」を行います。
   
   皮膚移植術は主に火傷の治療に用いられる施術方法で、どんな色のタトゥー（刺青）にも適応し、1度の治療で効果を感じやすい治療です。

   

5. 皮膚移植の種類

   ■分層植皮術
   分層植皮術とは、表皮と真皮の一部分のみを浅く採取し、タトゥー（刺青）を除去した皮膚欠損部分に移植します。皮膚を採取した部分は擦過傷が治癒するようなイメージで回復していきます。
   
   ■全層植皮術
   全層植皮術は、表皮と真皮を含んだ皮膚全層を採取し移植する方法です。採取した部分は縫合しますので、縫縮（ほうしゅく）による多少の引き攣れが起こる場合があります。

料金表

• 銀座・札幌・横浜院のみ　切縫　1回

  ¥55,000

• 銀座・札幌・横浜院のみ　皮膚移植　1回

  ¥330,000

• 銀座・札幌・横浜院のみ　切縫（皮膚組織伸展法）　1回

  ¥550,000