小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術～リッツ美容外科 大阪院～

1. 術前の評価方法

   （1）小鼻および鼻翼の幅と目頭の間の距離を比較
   小鼻および鼻翼の幅は37mmが目安となっております。このバランス感よりも幅が広い場合には、小鼻縮小・鼻翼縮小での調整が必要です。
   （2）鼻尖の太さと小鼻および鼻翼の幅のバランス
   理想的な鼻のかたちを目指すためには、鼻尖の太さと小鼻および鼻翼の鼻のバランスも重要となります。具体的には、鼻尖の幅は小鼻および鼻翼の鼻の３分の１程度が適切です。
   （3）小鼻および鼻翼の付け根部分と鼻柱の垂直方向での位置関係
   小鼻および鼻翼の側面の形状や、鼻孔（鼻の穴）の大きさ、左右の大きさの差、斜めの角度の張り出しなど、様々な方向から相対的にバランスをチェックします。

2. 手術計画の仕方

   小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術の評価後、大きく分けて以下の３つの手術方法において、どのような施術が適切か決定します。
   （1）内側法（小鼻縮小・鼻翼縮小）
   鼻孔の内側を切開・縫合することによる小鼻および鼻翼の縮小・形成術です。
   当院ではエーラー・フラップ法を行っております。
   （2）外側法（小鼻縮小・鼻翼縮小）
   小鼻および鼻翼が頬の付け根よりも外側に張り出した状態になっている場合、小鼻および鼻翼の外側の皮膚を切除する施術方法です。
   （3）鼻翼挙上術
   当院では垂れ下がっている鼻翼の頬の付け根（底面）を切除によって挙上させ、さらに、マットレス縫合によって基部下端を挙上させる２つの術式を組み合わせています。

3. エーラー・フラップ法

   小鼻縮小・鼻翼縮小で一般的な施術方法が内側法ですが、結果的に小鼻および鼻翼の幅がほとんど変わらない場合があります。そのため当院では、より効果が期待できるエーラー・フラップ法と呼ばれる術式を用いております。エーラー・フラップ法では、従来の内側法で行われている紡錘型の皮膚切除は行わず、鼻孔の反対側に通じる皮下トンネルを形成し、この皮弁の表皮を切除したうえで逆方向に引っ張り、対となっている方向の鼻孔内の皮下組織に縫合を行います。なお、この方法を用いた場合、鼻尖とのバランスを術前に検討したうえで、鼻尖縮小も同時に行ったほうが良いこともあります。

4. 施術の流れ

   （1）カウンセリング
   カウンセリング後、小鼻および鼻翼のかたちなどを医師が診察し、小鼻縮小・鼻翼縮小・挙上術のいずれの施術が適切かを判断してご提案します。なお、他の施術の組み合わせの必要がある場合は、患者様の症例に合わせてご提案いたします。
   （2）麻酔
   静脈麻酔と局所麻酔の２種類をご用意しております。
   （3）施術
   麻酔後、施術を実施していきます。他施術との組み合わせなどによって施術時間は異なりますが、約60分が目安です。
   （4）術後のアフターケア
   抜糸は術後７日をめどに行います。洗顔、シャワーなどは翌日から可能で、入浴は腫れが引いてから行っていただくことができます。メイクは抜糸後から可能です。

5. よくある質問と答え

   Q.同時に隆鼻術や鼻尖縮小術はできますか？
   A.鼻翼は鼻スジ、鼻尖、鼻柱とのバランスが重要なため、単独手術のみならず、鼻の他部位との複合手術も多く行なわれます。ご希望を伺った上で、鼻全体、目や口元、輪郭等他部位とのバランスを考慮して効果が期待できる方法を診断致します。
   Q.腫れについて教えてください。
   A.もともと大きいものを小さくする為、ほとんど目立たず、個人差はありますが、3日～5日間をみて頂いております。抜糸は7日目、この間、内側法の場合は鼻の穴に目立たない糸がついています。外側からは、角度によって見えるか見えないかという程度です。外側法の場合でもマスクをして頂ければカバーできます。

料金表

• 鼻翼縮小・挙上術

  ¥330,000