【鼻の形を整えます】 斜鼻修正～樹のひかり形成外科・皮ふ科　奈良本院～

1. 【このような方におすすめ】

   ・曲がった鼻を治したい
   曲がってちぐはぐに見える鼻は、斜鼻修正術で曲りを矯正できます。
   
   ・唇と鼻の中心のズレを治したい
   鼻先と唇のバランスが崩れている人は、斜鼻修正術で整える事ができます。
   
   ・曲りが原因の鼻詰まり(鼻閉)を治したい
   外傷などによる極度の湾曲は鼻閉などの機能障害を起こすことがあります。斜鼻修正術と同時に鼻腔を広げる事で湾曲に伴う鼻閉の治療ができる事もあります。
   
   ・鼻先を下方向に細く長くしたい方
   鼻先を下向きになるので、目立っていた鼻の穴を目立ちにくくできます。

2. ■斜鼻修正術の手術の方法について ～1～

   鼻は、鼻骨部(目の間からの硬い高まりの部分)と軟骨部(鼻先のつまんで曲がる柔らかい部分)に分かれます。斜鼻の原因はこの骨と軟骨、もしくは両方なのかで治療法が分かれます。
   
   １.鼻骨骨切り術…骨が曲がっているときに行います。
   ２.鼻軟骨形成術…軟骨の歪みがある時に行います。
   ３.鼻骨骨切り術＋鼻軟骨形成術…骨と軟骨の両方が曲がっているときに行います。
   
   ・麻酔科専門医の管理の下、全身麻酔及び静脈麻酔（寝ている状態）での手術となります(軟骨性斜鼻は場合によって局所麻酔でも可能)
   
   ・手術のアプローチは、鼻骨骨切り術単独の場合はクローズ法で行い、鼻軟骨形成術が必要な場合、オープン法で行います。

3. ■斜鼻修正術の手術の方法について ～2～

   ・斜鼻の基本的な手術操作は以下の2つです。(※詳細は各項目を参考にして下さい)
   鼻骨骨切り術…鼻骨を切って骨性斜鼻を修正します。
   鼻軟骨形成術…鼻尖縮小術を応用した手技です。5つある鼻軟骨の形態や位置関係を改善させることで、歪みを修正します。
   
   鼻の状態に応じて2つの術式を同時に行い、さらに「鼻尖形成術」「軟骨移植術」などを必要に応じて組み合わせ、鼻全体の歪みを修正します。
   ※鼻尖形成術…鼻軟骨形成の補助に必要な事があります。
   ※軟骨移植術…耳介軟骨・鼻中隔軟骨、肋軟骨の何れかを使用します。
   
   ・術後は内固定(鼻栓様の固定)・外固定(ギプス固定)を行い終了します。

4. ■斜鼻修正術の術後経過について ～1～

   術後の処置・通院：3日目処置
   7日目抜糸、24時間鼻ギプス終了(夜間は継続)
   14日目夜間鼻ギプス終了
   1、3か月後検診
   術後の腫れ・ダウンタイム：腫れは5～7日程で改善(24時間ギプスがとれる頃には殆ど腫れは目立ちません)
   内出血は出ることは稀です。仮に出た場合は7-10日前後で改善します。その間はメイクで隠して頂けます。
   術後の痛み：2-3日痛むことがありますが、鎮痛薬で治まる程度です。
   カウンセリング当日の治療：不可
   麻酔：麻酔科専門医管理の下、全身麻酔及び静脈麻酔（寝ている状態、一部、局所麻酔、笑気麻酔も可能)

5. ■斜鼻修正術の術後経過について ～2～

   シャワー：当日より可能(ギプスが濡れない程度)
   洗髪：当日より可能(ギプスが濡れない程度)
   メイク：当日より可能(鼻以外)。創部は抜糸翌日から可能です。
   洗顔：当日より可能(ギプスが濡れない程度)
   その他の注意点：術後1か月間は鼻を強く触る事を避けましょう。
   鼻のギプスが7日間つきますので、予定の調整が必要です。
   オープン法の場合、鼻柱部に傷の赤みがありますが1～3か月程で殆ど分からくなります。その間メイクで隠してください。

料金表

• 骨性斜鼻修正（鼻骨骨切り術）※要麻酔科管理料

  ¥550,000

• 軟骨性斜鼻修正 ※要麻酔科管理料

  ¥660,000

• 骨性斜鼻修正（鼻骨骨切り術）＋軟骨性斜鼻修正 ※要麻酔科管理料

  ¥825,000

• オプション 術前CGシミュレーション

  ¥44,000