院長
下島 久美子
シモジマ クミコ
メスを使わない治療で自然に。理想の自分をキープする美容医療のご提供を目指します
【経歴】
H12年 金沢医科大学卒業
H13年 杏林大学第一内科入局、内科医として大学病院、一般病院にて臨床経験を積む。
H20年 都内某美容クリニックに入職し
レーザー治療、注入療法の美容医療全般を学び美容皮膚科医としての臨床経験を積む。
H26年 日比谷・有楽町に自身のクリニックを開院し、現在に至る。
【所属学会・認定医】
日本内科学会認定 総合内科専門医
■美容診療を始められるまでの経緯を教えてください
開業医の家庭に育ち、自然と医者を目指しました。大学病院の内科勤務時代は、慢性疾患の患者さまにただ寄り添うことしかできなく、歯がゆい思いをしたことも。もともとは内科医で、当初は美容皮膚科の道に歩むとは夢にも思わなかったですが、長年気にしていた足の色素沈着をレーザー治療によって薄くすることができたことで、少しだけ身近なものに感じました。先輩医師が美容医療のクリニックを開業したこともきっかけです。
実際の現場を見たことがなかった内科医時代は、美容医療は一部の特別な女性だけが受ける治療だと考えていましたが、実際に体験したり見学をしてみると、想像していたような手術を伴う大がかりな美容整形はほぼなく、多くの女性が来院し、レーザー治療やフィラー注入といった美容皮膚科治療を行っていたことも大きな意識転換になりました。
美容皮膚科に転向してからは、自分で試した施術だからこそ、患者さまにおすすめでき、治療に臨めています。いきいきと前向きに変わっていく患者さまを見られるのが、なにより励みです。
■先生がこだわられている「メスを入れない治療」について教えてください
美容というと、メスを使った外科系の治療が主流でした。痩身を例に挙げても、まず思い浮かぶのは、脂肪吸引ではないでしょうか。脂肪吸引というのは、サイズダウンは見込めますが、リスクのない治療ではありません。「リスクを伴うサイズダウンは望まないけれど、部分痩せや、ちょっとこの部分を減らしたい」という方にレーザーなどの機器を使って、美容皮膚科で行える痩身治療です。
今は痩身エステなどもありますが、美容皮膚科では、医師が扱う前提で出力の高い機器を使用しますので、医学的根拠に基づいた治療を提供することができます。
■先生の治療方針・こだわりを教えてください。
美容皮膚科での治療は、医師のセンスが患者さんと合えば非常に長い付き合いになりますが、そこがずれるとなかなかうまくいきません。そのずれを防ぐために、患者さんに行う治療はできるだけ自分で体験してみるようにしています。
自分で試してみて初めて言えることもたくさんあります。例えば、しわを取るボトックス注射で、教科書に載っている量を自分に打ってみたところ、効きすぎて表情を作れず、つらい思いをしたことがありました。それ以降はしわを完全になくすのではなく、あえて少なめに、効きすぎない程度に打つようにしています。
自分自身が身を持って体験したことだから、「効きすぎるとつらいんですよ」という一言を伝えることができる。そういった面では、今のほうが、病気の方を診ていた内科医の頃よりも患者さんの気持ちを理解しやすいのかもしれません。自分で試した実体験に基づいて説明することができるというのは、この仕事のありがたい部分でもあります。
■「メスを入れない医療痩身」とは、どのような治療でしょうか
「Body Contouring(ボディコントゥリング)治療」をテーマに痩身治療を行ってきました。ただ体重を減らすだけの痩身治療ではなく「かっこいい身体になるために」「美しい身体になるために」そんな痩身治療をテーマに行ってきました。治療方法は、脂肪吸引は行わず痩身器機を使用した痩身治療を中心に行ってきました。中でも、クールスカルプティングという脂肪を冷却して破壊する治療にこだわりがあります。
院長メッセージ
2014年に日比谷に開院致しました。「機器を使用した痩身治療」と「ヒアルロン酸、ボトックスの注入治療」。この2つを軸に日々診療を行っています。どちらにも共通するのが、メスを使わない治療であること。ダウンタイムの出にくい最小のリスクで、今よりほんの少し綺麗になりたい、自分のベストをキープしたい、より魅力的になりたい。でも、変わりすぎるのは嫌、人にばれるのは嫌、その仕上がりは常に自然でなければ成功ではありません。それはフェイシャルだけではなくボディも同じ。ちょっとのメンテナンスで綺麗をキープすることを目指す、その積み重ねが自分史上納得のできる美しさに繋がると思います。「怖い、高い、痛い」そんなイメージの美容医療をもっと身近に取り入れて欲しい。自分も行っているから、家族にも受けさせたいからおススメできる内容ばかりをクリニックのメニューにしました。医学的根拠に基づいた美容医療を、その肌に触れる手は温かく、心地よい空間で安心してお受け頂きたいと思います。